今はCotEditor中心
Mac OS Xの日本語エディタたちが、以外と読んでもらえているので、Lionに移行した後のエディタについてまとめておこう。
前は、miがお気に入りエディタだった。ftpなど機能が充実しているためか起動に少し時間がかかったりする。他のエディタ、ワープロ、開発環境などもいろいろ見直して、今は、CotEditorをメインのエディタとして使っている。

CotEditor
シンプルなエディタ機能にフォーカスしている起動の速さと、サクサク感が快適な国産エディタ。タブ機能もなくシンプルだけど、チョイ書きにならタブが特に必要という訳ではない。iMacでも、文章を書くソフトならたいていのものがサクサク動く中でも、特に軽い動作が魅力。
アイコン中のペンが白くなるなど、以前とはアイコンが変わっている。

TextWrangler
日本語の表示に問題は無いけれど。相変わらずイマイチで、句読点から句読点までを一単語と認識するので、禁則処理がおかしいと言うか、変な位置で改行した表示になるのは以前と同じ。日本語はコメント行に書く程度のコーディングで使うなら、よい選択肢かも知れない。
こんな感じで、日本語の処理が今一つだけれど、たまに使うので、入れてある。
使う例としては、URLに日本語が含まれていると、Safariはアドレスバー上で、「http://alifedesin.net/エディタ」といった具合に表示される。が、ブラウザによってはそのままアドレスバーに入力するとエラー扱いになるので、日本語の部分をURLエンコードして「http://alifedesin.net/%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BF」といった具合にしておく必要がある。
そんな時には、URLをSafariのアドレスバーからFinderにドラッグ&ドロップすると、リンクファイルができる。それをTextWranglerで開くと、xmlファイルとして開けるから、必要な所をコピペすればいい。
CotEdtiorの場合、リンクファイルを開くとSafariが起動して、そのURLに移動するように処理されてしまうので、この用途には使えない。
高機能なエディタで起動は少し時間がかかるけれど、起動した後は高速。
MacApp Storeからも入手できる。自動でアップデートされるので、こっちの方が便利かも。

mi
こちらも、ftpできたり、Subversionに対応していたりと機能が豊富な国産エディタ。言語毎に細かな設定をしたいという人にはCotEditorより、こちらの方がいいと思う。
テキストエディット

テキストエディット
Lion時代もOS Xに、もれなくついてくる純正エディタ。初期状態はRTF形式で編集・保存するように設定されているけど、プレーンテキストをデフォルトにもできる。その他、html形式での保存やPDFの書き出しに対応していたりもする。
正規表現を使いたかったり、構文カラーリングが必要と言うなら、他を捜す必要があるけれど、メールの下書きなど、文章編集のためなら、あれこれ探し回って悩むより、これを使っていた方が良さそうだと思う。
長文エディタ(?)
エディタの範囲を出てしまうけれど、長めの文章を書く時には役立つソフトを二つ。どちらも有料だけど、充分に値段分の働きをしてくれる。

Ulysses
Scrivenerを使い出してから、Ulyssesの存在に気付いた。本一冊くらい書くならScrivenerの方が良さそうだけど、卒論くらいの長さならUlyssesで充分。書く分量から言うと、自分にはこっちの方があっているかも。
基本はシンプルなテキストエディタに近い。行頭に%%や##などを付けると、htmlでいうh1やh2タグの扱いになって、色をつけたりフォントを大きくしたりできる。使う記号や表示はカスタマイズできる。キーボードから手を放さずにタイトルを付けて行けるので、以外便利で気に入っている。
UIは3ペイン構成で、各ドキュメントには、Noteを本文とは別に残せるようになっている。参考情報のURLなどをちょいメモをするのに便利。文章データは、RTF等でエクスポートできる。
もとは45ユーロ程してたけれど、
Mac App Store -Ulysses で販売されているようになって、値下げされた。2000円くらいだったと思うけど、為替レートが変更になったからもう少し安くなっている筈。

Scrivener
長文を書くために作られたソフト。ほんと、本を1冊書くくらいの使い方をすると、真価を発揮するという感じ。
こちらもScrivener – Mac App Storeで、購入できる。
MacJournal
Scrivener→Ulyssesと来くれば、MacJournalがあるのだけど、昨年(2011年)末にversion 6になった。iPhone・iPad版が出たら、合わせて一気にアップグレードするつもりなので、レビューはその頃に。
統合環境
ここは、以前とほぼ変わらず。

Espresso
CSSエディタのCSSEditを吸収して、codaと並ぶ統合環境になった。web系の制作はこれ一本で充分なソフト。
メジャーな言語は、サポートしているし、Sugerと呼ばれる機能拡張を入れるとカスタマイズできる。Zen-codingにも対応できるのが嬉しい。
ただ、カーソル移動に、ctrl-n,p,f,bを使うようになって依頼、キーワード補完の度にカーソルキーを使わされるのが玉に瑕。設定ファイルを書き換えてしまえばいいのだけど。
Xcode

Xcode
アップル謹製のMac OS X のソフト開発の統合環境。相変わらずコーディングには優れもの。いったん600円と有料になったものの、Lionになってから、無料に戻った
Mac App Store – Xcodeからダウンロードできる。
開発しない人にも役立つのが、purgeコマンド。Xcodeと一緒にインストールされる。何に使うかというと、メモリの解放。ターミナルで、$ du / とかして待たなくても、$ purgeと打てば、あっと言う間に空きメモリができる。
rbenvに引き続き、「homebrewでも、サブコマンドが補完できると便利だね」とちょっと差がつくhomebrewのあまり知られていない使い方 – Meltdown Countdownに紹介されているzshでのやり方を参考に、bashの設定をした。
brew_bash_completion.shのコメントに書かれている通り、
source `brew --prefix`/Library/Contributions/brew_bash_completion.sh
の1行を.bashrcに追加して、
$ source ~/.bashrc
すれば、OK。
2011年12月27日 |
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「サブコマンドが補完できると便利だよー」と思いつつ、調べてみると、rbenvのサブコマンドを補完したい – Meltdown Countdownで、zshでの設定が紹介されている。これを参考に、bashでは、.bashrcに次の1行を追加した。
source /usr/local/Cellar/rbenv/0.2.1/completions/rbenv.bash
ファイルの置き場所にバージョン番号が入っているので、rbenvのバージョンが上がる時に変更する必要があるけれど。
2011年12月26日 |
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RubyからAmazonのAPIを使うライブラリ(gem)を探してみた。
以前に試した時は、ruby-aawsというgemを使っていた。日本語の情報も多いのだけれど、RubyForge: Ruby/(A)AWSを見ると、2010年3月のバージョン0.8.1を最後に更新が止まっている。ちょっとアウトデートという感じが否めない。
代わりに、当時も比較したAmazon::Ecsが使えそう。amazon-ecs – GitHubを見ると、2011年12月5日に2.2.3がリリースされていて、CHANGELOGを見ても活発な様子が判る。
英語圏だと、htmlパーサのNokogiriベースの amazon_product も情報が多そう。amazon_product – GitHub2011年07月29日に2.1.0がリリース済み、3.0のリリースが控えている様子なので、こちらもアクティブに動いていそう。
amazon-ecsもamazon_productもgemで簡単にインストールできるので、両方試してみようかな。
2011年12月24日 |
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『RVMからrbenvへ』で、rbenvからruby 1.9.2をインストールしようとしたら、gccのバイナリが必要という事で、探してインストールした話。
OS X用のgccバイナリは、kennethreitz/osx-gcc-installer – GitHubにパッケージがあるのだけど、gccのバイナリ以外に、いろいろな物を入れる/入れ直すようなので、気持ち悪い。
今は、Xcode 4.2.1を入れてあるから周辺ツールもインストールされているし、gcc-4.2のバイナリだけ入れば充分なんだけど。
『blog.niw.at – GCCが… 無い…!』によると、Xcode 4.1のイントーラから、gcc4.2.pkgを取り出せばよいとの事。だけど、そう単純に行かず、試行錯誤してしまった。
まず、Xcode 4.1をデベロッパセンターからダウンロードして、インストーラ本体の .pkgファイルの展開。以前は、インストーラのフォルダがあって個別の.pkgファイルが入っていたのだけど、今は単一のファイル形式になっているから。
対応は10.5までかな?と思いつつ、unpkgというユーティリティを試してみたけれど、上手く展開できず。
『Snow Leopardの新コマンド「pkgutil」でパッケージを展開する』を読んで、lionにも入ってるOS X標準のコマンド pkgutilで、展開できる事が判る。
pkgutil --expand InstallXcodeLion.pkg ~/tmp
出てきたのが、「InstallXcodeLion.pkg と Resources」と、また .pkgファイルが出てくる。が、今度は、pkgutilではpkgファイルの展開ができない。.pkgファイルの構造を理解もせず、あてずっぽうな自分がイカンのだけど。
InstallXcodeLion.pkgのパッケージ内容を表示してみると、Payloadなどのファイルがあり、Payloadの中に入っているだろうと察しは付くのだけれど…
いろいろ試しつつ、ググって見つけた『Deployment ch3』によると、Payloadというファイルは、PayloadをFinderでダブルクリックすると、展開できると判った。
InstallXcodeLion.pkgのパッケージ内容を表示
Payloadをダブルクリック、展開が始まる
Applications フォルダができる
中にある Install Xcodeのパッケージ内容を表示
Contents→Resources→Packages→gcc4.2.pkg
とフォルダを辿ると、お目当てのgcc4.2.pkgが見つけられた!
あとは、gcc4.2.pkgをダブルクリックすれば、イントーラからインストールできる。
ただし、『GCCが… 無い…! blog.niw.at』で指摘されているように、gcov-4.2は、gcov-4.2-llvmへのリンクになっている。
$ ls -l /usr/bin/gcov-4.2 -> ../llvm-gcc-4.2/bin/gcov-4.2
そのままインストールすると、gcov-4.2が、インストールするバイナリで上書きされてしまうので、
sudo mv /usr/bin/gcov-4.2 /usr/bin/gcov-4.2-llvm
と、退避させてから、インストールを実行した。
$ ls -l /usr/bin/gcov*
/usr/bin/gcov@ -> gcov-4.2
/usr/bin/gcov-4.2*
/usr/bin/gcov-4.2-llvm@ -> ../llvm-gcc-4.2/bin/gcov-4.2
gcovの共存はOK 。gccも
$ ls -l /usr/bin/gcc*
/usr/bin/gcc@ -> llvm-gcc-4.2
/usr/bin/gcc-4.2*
という事で、gccのバイナリもインストールできたし、準備完了。
2011年12月20日 |
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と言っても、RVMをガシガシ使っていた訳ではない。
OS Xに入っているRubyをそのまま残して、新しいバージョンとの切り替えのためにRVMを入れていた程度の使い方。lionに移行してから、Rubyを使っていなかったので、環境を整えるのにRVM情報をアップデートしていたら、今はrbenvという新しいツールが熱いらしい。
RVMは、cdコマンド等をオーバライドして置き換えたりするので、なんとなく気持ち悪いなぁと思っていた人は多い様子。rbenvを調べてみたら良さそうなので入れてみた。
参考:RVMをやめてrbenvにした – tech.portalshit.net
rbenv と RVM との違い – passingloop
rbenvのソースは、sstephenson/rbenv – GitHubにある。
Rubyのバージョンと一緒にgemを切り替えられるgemsetは便利だと思っていたけれど、今は、Ruby標準のBundlerというツールが登場しているので、Rubyの切り替え機能だけのrbenvでも問題なさそう。
それに、rbenvは、Rubyのインストールをしてくれないけれど、ruby-buildと組み合わせれば、
$ rbenv install 1.9.2-p290
というrbenvのサブコマンドのように使って、インストールできるようになる。
参考:rbenv + ruby-buildのインストール方法 – 223 Software
rbenvは、homebrewでインストールできるのでサクッとインストール完了。
それで、ruby 1.9.2のインスコを始めたら、gccのバイナリが入っていないのでビルドできないと、止まってしまった。
Xcode 4.2以降だと、バイナリが無くなって、llvmへのシンボリックリンクだけになっているからと。
gcc4.2のバイナリを探して、インストールする話は長くなるので、「gcc-4.2バイナリのインストール」にまとめた。それで、gcc4.2のバイナリが準備できたら、インストール作業再開。
$ rbenv install 1.9.2-p290
$ rbenv global 1.9.2-p290
$ rbenv rehash
$ ruby -v
ruby 1.9.2p290 (2011-07-09 revision 32553) [x86_64-darwin11.2.0]
すんなりと、作業は進んで、準備OK。これでレンタルサーバで使われている1.8.7系とバージョンを気にしないローカルで使う1.9x系にあわせた環境を切り替えられる。