iWork’08 レビュー

 仕事を家に持ち帰ったWordやExcelファイルを少し手直しをしたい時やSOHOで、ExcelやWord程の機能は必要ないが、それでも見栄えのいい書類を作成したいという方にはぴったりのように感じました。かといって、企業にあるMS Officeを置き換えてしまう事にはならないと思いますが、それでも、iWorkは本当に素晴らしいと思います。

 これまでは、印刷を前提とした見積書や請求書等の書類をExcelで作っていましたけれど、セルの幅が画面上での見た目と印刷した時では異なっているという最大の欠点があります。画面上で文字がぴったり収まる様にすると、印刷した時に各セルが尻切れトンボになってしまう。レイアウトが基本的にセルに縛られるので、レイアウト的には多少の妥協が必要になる事も、ままあります。

 それではと、見積書をWordで作って、その一部にExcelの表を貼付けるというのは至難の業で、印刷はもちろん画面のレイアウトも思った通りにならずズレまくるハメになります(誰か、たすけてー)。

 Numbersは印刷ずれしない、というか当然の事なんだけれど。さらに、Numbersを含めiWorkには、美しいテンプレートが用意されているのが、有り難い。時々、あらかじめ用意されているテンプレートを使ってスライドや書類を作ってみて、そこで使われている技を見ています。なかなか表現力を刺激してくれる点があるので、面白く役立ちます。

 一方で、請求書の形式等が.00と小数第2位まで付いているドルが前提の表記だったり、自社名が相手の社名より上に配置されている等、如何にも外国物という感じがしますけど。ちゃんと日本の商習慣に合ったテンプレートを用意してもらえると、さらにいいのに(手直しをしても、それほど手間はかからないけれど)。それでもワープロソフトであるPagesだけで簡単な計算を含めた請求書を作ってしまえるのはかなり強力だし、印刷も見た目通り美しく印刷されるのはスバラシイです。

 一方で、価格面でも、iWorkはiLifeと同じ様に1万円以下で、販売されていくだろうから、かなりお得感があります。新バージョン購入にアップグレード価格がなくても、MS Officeのアップグレードに比べて格段に価格優位が維持されますから、問題無しでしょう。

ソフトとしてもMS Office等の既存のオフィススイートにとっては驚異となりうるでき映えです。私のMacには、MS Officeをインストールする事は当面の間なさそうです。

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