Numbersレビューその1

 NumbersはiWork’08で新しく加わった計算ソフト。

Numbers '08

Numbers '08

 表計算ソフトはWindows版のMS Office 2007に含まれるExcelを使っていた、というかそれしか実用的な選択肢が無かった。Excelは元々Macで開発されたものが、Windowsに移植されたソフトなのだけれど、どうも使いにくい。

 Windowsで使っていても、未だに複数のファイルを開いた時にファイル単位で別々のウインドウに表示できない。まぁ、できるのだけれど、あくまでExcelというウィンドウの中で複数開けるのであって、wordのように1ファイル1ウインドウというような扱いとは少し違う。

 使い切れない程の関数が用意されている等、機能面は満足しているのだけれど、操作感がしっくり来ないので使いにくい。Excelを使うのは必要だからであって、使っていて楽しいとは全く思えないので別に良いのが有ればいつでも乗り換えたいと思っているソフトの一つだった。

 Numbersは、サンプルを幾つか見て、美しいと思った。いろいろ操作していて、初めて、使っていて楽しい気分にしてくれる表計算ソフトに出会った。Excelは使うけれど四則演算しかしない、使ってもSUM関数までという人は実は多いから、そういう人にも向いている。

 もう一つのポイントはテンプレートが美しい事。表計算ソフトというより、DTPソフトでは?と思う程。

Numbers '08 サンプル

Numbers '08 サンプル

 例えば、テンプレートにあるパーティ メニューは一見ワープロのPagesで作れば良いじゃないかと思うけれど、人数を入力すると必要な材料がちゃんと計算されるようになっていて、なるほど表計算ソフトで作る事もアリだと思わせてくれる。
 ワープロに表を入れるというのはあったけど、表計算ソフト側で、レイアウト機能を拡張して自由度を高くしたという点が面白い。

 Numbersは1ページ(シート)の中に複数の表を配置できるしiPhotoと連携して写真も違和感なくレイアウトできる。このあたりは、写真やイラストに限らず、表でさえもセルに縛られずに任意の位置に配置できる事が美しさの理由の一つだと思う。

 Excelファイルも扱えるという事なので、過去の資産である手元にあるExcelデータの読み込みも幾つか試してみたけれど、問題なかった。フォントが見つからない等の警告が出たくらいかな。

こちらの記事もあわせてどうぞ:

| カテゴリ:Macを楽しむ |