債券先物

 株と債券は、基本的に株が上がっている時は債券が下がり、株価が下落する時は債券が上がるという関係にある。

 債券の方は金利に敏感に反応して、金利が上昇すると債券価格の下落、金利が下がると債券価格上昇という動きをするのだけれど、金利が上がる時というのは、経済の成長局面でインフレが懸念される時なので株価が上がっているし、その反対に金利が下がる時は、景気の後退期で株価が下がっているという状態です。それで、長い目で両者の価格だけをみると、相反しているように動くという訳です。

 債券を取引しようとすると、10年もの国債の先物市場が活発なのですが、倍率が百万倍!ととんでもないので、取引価格が140円近辺で、およそ1億4000万円分の売買になります。刻み値が1銭単位(取引価格で1万円単位)とは言え、規模的に機関投資家向けの取引です。

 証拠金が200万円からなので、資金的にOKでも、機関投資家の中に素人同然の個人が入ると、カモにされる事が目に見えていそうで、個人投資家はやっぱり手を出せない。

 海外市場で扱っている所は無いかと探してみたら、SGX(シンガポール証券取引所)で扱いがありました。SGXは日本国債先物を10分の1サイズで売買できるので、取引の額面が1000万円、証拠金も20万円前後で取引できまるようです。
 これだと日経225先物と同じくらいの売買単位で取引できるのと、225先物より証拠金が少なくてすむので、両方を組み合わせた取引も現実的な選択肢です。

 SGXの取引時間は、時差が1時間の日本の取引時間とほぼ同じで、米国にあるグローベックスのように取引時間が夜中にならないのがスバラシイ。

 国内でも海外市場での取引が可能な証券会社が幾つかあるようなので、そこを通じて取引しても良いし、英語で問題なければ、直接海外の証券会社に申し込むと良いかもしれませんね。

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