さよなら、ミニTOPIX先物
ここの所、ミニTOPIX先物の取引高が1万枚を超えて1万5000枚を超える日もあり、取引高が増えてきた。
日経先物は、日によるけれどラージが10万〜15万枚、日経225miniは4万枚前後の取引高で推移している。TOPIX先物ラージが5万枚前後で推移しているから、ミニTOPIXもラージとの割合で考えると日経先物と同じくらいになってきていた。
TOPIXは、日経平均の様に銘柄入れ替えで連続性が失われるような事が無いので、取引高が増えて安定してきたら、TOPIX先物を取引の中心にしていこうと考えていた。
ところが、である。3連休明けの今日(7月22日)9:21に、システム障害で東証の派生商品は売買停止。債券先物も取引できなかったから、新発10年物国債の取引もできず長期金利が決まらないという大失態。
午後の13:45になってTOPIXの先物等の取引が再開された後、一気に動き出して上昇した。この動きからすると、午前中の取引高や値動きが小さくなった事に、売買停止が少なからず影響しているだろうと思う。
今年の2月8にも東証の派生商品がシステム障害で取引できないトラブルがあったから、今年はデリバディブで2回目。明らかにデリバティブの取引システムやその運用体制に欠陥を抱えている。遡れば、2007年12月は現物株でシステム トラブル、2005年12月はみずほ証券からの注文データの取り消しができず大問題化している等トラブルを繰り返し起こしているから、東証はシステムの管理能力が低い。
国内の先物もオプションも種類が増えて、取引が活発化していけば良いと考えているけれども、東証のデリバティブは、信頼性に欠けるので、取引対象から外してしまう事にする。
外国からの資金が活発に取引され、世界の金融市場の一角を占める証券取引所である東証がこの有様では、国の経済にも影響するだろうし、困った状態だ。
東証の「派生売買システムの障害発生に関する再発防止措置等について」によれば、今年の4月末までに再発防止措置が実施され、5月中に障害対応の訓練を行って、それ以後、定期的に訓練を実施すると発表されているが、こうした障害の再発防止が一段落した今になって、売買を停止するようなシステム障害が起こった事以上、監督官庁である金融庁が出てきでも、正常に取引できる状態を当たり前に維持できる様にすべきじゃないだろうか。