ブル ファンド 株・債券編
2000年のブラックマンデーの後、デリバティブを利用して下落局面でも利益を上げられるベア・ファンドの存在を知った。ここ1年くらい続いている下落でベア・ファンドを使っていればと思ったけれど、先物やオプションを取引できる今となっては、魅力に乏しくなってしまった。
日本市場については、日経先物miniを売るかETFを空売りすれば、同じ事ができるし、思惑通りに動かなかった時にも市場で買い戻す等して、素早く対応ができる。例えば、「(野村ブル・ベアS3) 日本ベア3」という投資信託は、225先物を使って値動きと反対になるよう(=先物を売る)とあるので、1万2000円前後の現在なら、120万円を用意して日経先物miniを1枚売るか、12万円を用意して日経平均ETFを1単位空売りするのと同じ事になる。TOPIXでも同じ様にできるので、わざわざ投資信託を使う必要がない。
http://www.morningstar.co.jp/webasp/yahoo/basic/yh_bas_0131204A.html
先物は数%の、ETFは信用取引なら30%くらいの証拠金で取引できるので、日経平均の100倍も用意する必要は無いけれど、レバレッジをかけない投信と同じ条件にするため120万円で考えてみた。
2倍程度のレバレッジをかけた「(野村ブル・ベアS3) 日本ベア3」という投資信託があるけれど、先の証拠金を60万円と6万円にすれば同じ事だし、先物なら、状況に応じてレバレッジ比率を10倍以上に調整する事もできる。
http://www.morningstar.co.jp/webasp/yahoo/basic/yh_bas_0131204A.html
ダウなど海外市場についても同じ様に対応できる。国内の証券会社に信用口座を作るだけで始められる海外市場のETFを利用する方が、例えばダウ先物を直接取引するために海外の証券口座を作るよりも簡単にできるくらいの違いだろうか。
債券も見ておくと、国債の債券先物は1単位が1億円を超える取引なので、明らかに機関投資家向けだし、日本国債に連動したETFが見当たらないので、ベア ファンドを利用するといいのだろう。なにしろ、日本の金利は下がる余地は0.5%しかないので、中長期的には金利が上がる(=債券価格が下がる)という状況しか無いのだから。
債券先物 – alifedesign
http://www.morningstar.co.jp/webasp/yahoo/basic/yh_bas_01313057.html
ここに挙げた投信は、日経平均型の資産額が3.5億円くらいと規模がとても小さく、運用会社にとってお荷物になっているんじゃないだろうかという程。債券型は67億円余りと、個人投資家が使える債券の取引環境が無いのを反映しているのだろう。
債券ベアなら投信を使うなら、意味がありそう。
私も同じことを考えています。
ですが、確かに理論上はインデックスETFでブル・ベアファンドと同じことができるのですが、税金の問題はどうでしょう?
ファンドは決済しないかぎり何十年でも税金はかかりませんが、ETFは都度税金をもっていかれます。
信託報酬等もETFの方がずっと安いとはいえタダではありませんし。
とはいえ、ダウと日経がこれほど連動してる今は、ブルベアでもETFでも勝率のかなり高い投機方法ではありますね。
>ETFは都度税金をもっていかれます。
文面からは、何の都度か判りませんが。
決済しない限り税金がかからないのは譲渡益の部分ですが、国内で設定されるファンドの多くは、年1回の決算時に分配金を出して再投資するという処理をします。この時、分配金から通常20%が源泉徴収され、残ったの金額を再投資する事になります。
確かに、分配時の課税で投資家は直接税金を支払いませんが、ファンドの利益に課税されている状態がある得るので、目論見書や決算書できちんと確認しておいた方がよいでしょう。