「ブル ファンド 株・債券編」の続き。
債券は連動するETFも無く、投信を利用するのが現実的な様子だけれど、債券の代わりに通貨を取引して代用する事もできそう。ここでは債券=主に国債という事で書いている。
金利が上がると、債券価格は下がる。一方、通貨は金利が上がるとその通貨が強くなるので、売り買いが逆になるけれど、債券代わりに為替を取引するのも方法の一つである。
為替のブル ファンドは、「選択権付き為替予約取引を積極的に活用し…」と日本語にすると判り難いけれど、要は為替オプションを使って、2倍くらいのレバレッジになるよう調整している様子。
http://www.morningstar.co.jp/webasp/yahoo/basic/yh_bas_0131904A.html
http://www.morningstar.co.jp/webasp/yahoo/basic/yh_bas_0131804A.html
ただ、為替オプション(通貨オプション)は国内で個人投資家が取引できる様にはなっていないようで、取引できる証券会社をあまり見かけない。その代わりFXを使えば、円高になった時に利益を得るブル型投資が、会社によっては100倍くらいまでのレバレッジで取引できるので、特に支障は無いか。ただ、デイトレならともかく、ある程度の期間で取引をするなら、100倍のレバレッジはかけ過ぎだと思うけど。
ETFのうち通貨連動型は、インド ルピー、ブラジル レアル、ロシア ルーブルが大証で取引できるから、信用取引を使って空売りすれば、こうした通貨に対して円高になる時に利益を得るブル型投資ができる。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=1340.o&d=t
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=1341.o&d=t
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=1342.o&d=t
ファンド規模は、円高ドル安型は19億円くらい、円高ユーロ安型は3億円弱で投信としては極く小さい規模で人気が無い様子。
投信を購入する主な目的が、巨額の資金が無くても有効な分散投資をしたり、銘柄選択の手間を省く辺りにあるのだろうから、こうしたデリバティブ型はあまり注目されていないのかもしれない。でも、信託財産の大半を現物株や為替の直物で取引しながら、残りの一部を証拠金にして先物やオプションといったデリバティブを売買するようなファンドがあれば、それこそ自分ではやり難い運用をプロがやってくれるので、個人投資家が購入する魅力になると思うのだけれど。
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