ローマ字入力のカスタマイズ ことえり編

 Dvorakを使い始めて、今まで使っていたローマ字の組み合わせでは反って効率が落ちてしまうのが判ってきた。

 一番影響するのが、か行の組み合わせ。普通は、ka ki ku ke koだけど、Dvorakではkのキーが下段に来るので不便になってしまう。DvorakJPで提唱される様に ca ci cu ce co で入力したい。が、ことえりのデフォルトでは ca, ci, cu, ce, co で「か、、く、、こ」と入ってしまう。「ci し」と「ce せ」は要らないので変更してしまう。ついでに、cya cyu cyo で「ちゃちゅちょ」ではなく「きゃきゅきょ」が入る様にもした。

 ことえりは、ローマ字の設定変更をするインターフェイスが無いので、設定ファイルを直接編集する必要がある。ローマ字変換テーブルのファイルは /System/Library/Input Methods/Kotoeri.app/Contents/Resources/KotoeriRomaji.plist 。ファイルは、xml形式。OSは10.5.7を使用中。

ことえりの設定変更で、参考にしたのは、「Mac OSX + dvorak 配列で か行を c で入力する! – homesteading the noosphere」と、KotoeriRomaji.plistの中身については「ことえりのローマ字カスタマイズ(解読) @ Floating Log 8.4.2007」と、「KotoeriRomaji」

 KotoeriRomaji.plist がファイルの最後の要素から遷移して行くのは意表を突かれた。仮名がunicodeで入っているので、判り難いけど、「か、し、く、せ、こ、ち、ち」の並びを「か、、く、け、、ち」へ変更した。後から2つ目の「ち⇒き」が「きゃきゅきょ」の変換に該当する部分になる。Unicodeの仮名コード番号は、なぜかドイツのWikipediaにあった Unicode-Block Hiraganaが判り易い。

 これだけでも快適度がかなり増す。それに日本語って、か行が結構使われている事を実感。ついでに調べてみると、他にも標準で用意されている組み合わせでも意外と使っていない事が判った。

ちゃちゅちょ:tya tyu tyoを使っていたけれど、cha chu cho の方が滑らかに指運びできる。
しゃしゅしょ:同じく、sya syu syo ⇒ sha shu sho これはQwertyの時から使っているかも。
ふ:これも fu より hu の方が滑らかになった。
ん: これまでは、nn と入れていたけど、n’ でも変換できる。同じキーを2回押す方が早い様に思うけど、別々の方が効率が良い時もある。例えば「缶に入ったジュース」の 缶に の部分は、cannni と n を3つ繰り返すからどうしても数えながらになってしまう。n’ を使うと can’ni となって数える必要がなくなる。採用。

 この辺りは、自分の入力スタイルを変えるだけで、設定を変える必要は無い。でも、快適度には大きく影響している。

 Qwerty配列の時は、ローマ字の綴りを意識しないで使っていたし、キー入力の組み合わせなんて他の人に理解してもらう必要も無いので、ローマ字の綴りは気にせず自分用にガシガシとカスタマイズしてしまえば良いものなのかもしれない。Dvorakを日本語向けに拡張しているDvorakJPでは更に効率よく日本語を入力できるような拡張も提唱されている。

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